不動産テックまとめ

総合商社勤務。都市開発・不動産に関わるテクノロジー等の情報をアップデートしていく。

不動産テックとは

まず不動産テックとはという基本的なところから。

関連団体等のそれぞれ定義を下記に纏めた。

Wikipedia

不動産テック(リアルエステートテック、Real Estate Tech)とはテクノロジーの力によって、不動産売買、賃貸、投資の新しい仕組みを生み出したり、従来の商慣習を変えようという取り組みのこと

 

・不動産サイトアットホームH(https://www.athome.co.jp/contents/words/term_2971/)情報通信技術を大幅に活用した不動産サービスをいう。「不動産」と「技術(Technology)」を組み合わせた造語で、英語のReal Estateと組み合わせて「ReTech」とも言われる。不動産テックで活用されるであろう主な技術は、分散型情報ネットワークの構築・運営、大量データの蓄積・解析、コンピュータによる知的情報処理(AI)などであるが、その具体的なビジネス展開はこれからである。なお、情報通信技術を大幅に活用したビジネス展開が注目されている分野の代表は金融(FinTech)であるが、その動きは、不動産分野だけでなく、教育(EdTech)、医療(HealthTech)など多方面に広がっている。

 

・スマーブ

不動産テックとは、「不動産」と「Technology(技術)」を掛け合わせた造語です。不動産におけるITの活用を表しており、ITの発達や規制緩和の動きとともに、不動産テック領域へ新規参入する企業がここ数年で増えています。

 

上記のように取り纏められているがIT投資が少なく労働生産性が低く、また年齢層が高くITリテラシーが低い不動産業界において、業務プロセスや特定の作業を効率化する為のテクノロジーだけではなく(デジタル化)ではなく、新たなビジネスモデルを確立したり、事業そのものを変革させる(デジタルトランスフォーメイション)も含めた概念である。これらのように不動産テックに昨今多額の出資が進んでいる。尚、不動産テックは大きくわけて下記の3つに分類される。 ・不動産評価 ・不動産資産の管理 ・不動産賃貸、売買の取引

不動産テックは米国においては既に約1000以上、世界において3000社を超えるといわれている。まずは米国の基本的なモデルを調べていきたいと思う。

はじめに

商社にて不動産事業に携わる中で、不動産分野における劇的なテクノロジーの発展を目の当たりにし、これまでアナログ人間として過ごしてきた自身への焦り、またそうは言っても日本、その他アジア諸国においては米国のようにまだスタートアップのエコシステムが育っておらず、まだまだビジネスチャンスが大きいと思い不動産テックという業界に興味を持ちだした。まだ片足を突っ込みだした段階なので始めは見聞きしたことの要約レベルの発信になるかと思うが、ゆくゆくは自身の視点・考察を織り交ぜてコメントできるようになりたいと思う。兎に角直観ではあるが不動産テック分野には世の中を変える大きなチャンスがあると感じており、自身もそれを盛り上げていく立場になれるよう行動していきたいと思う。